大会長挨拶

第25回 日本医療情報学会 春季学術大会 シンポジウム2021 in 米子
大会長 近藤 博史(鳥取大学医学部附属病院医療情報部)

謹 啓

このたび、第25回日本医療情報学会春季学術大会を2021年(令和3年)6月10日(木)〜12日(土)に、米子コンベンションセンター(鳥取県米子市)において開催させていただくことになりました。

学会員ならびに学会関係の皆様、プログラム委員長の奥原義保先生(高知大学)、実行委員長の守本京平先生(広島県立病院)、技術委員長の作佐部太也先生(藤田医科大学)の御協力を賜りながら、実りある学術大会にしたいと思います。どうかよろしくお願い申し上げます。

今回の学術大会のテーマは、「これから はじまる medical DX 〜医療デジタル・トランスフォーメーション〜」としました。IT化の浸透の次に来るデジタル・トランスフォーメーション(DX)(市場含め、あらゆるものの改革)がよく言われています。医療分野も感染症を克服した後の課題である生活習慣病に対する予防医学をターゲットにした医療の変革が、人生100年時代をもたらすと世界的に言われています。これにはスマートフォンを筆頭にモバイル機器の進化が貢献し、オンライン診療は患者へ専門医の直接アクセスを可能にします。種々のモニター情報をモバイル収集し「治療アプリ」が治療する世界ももうすぐです。これにはクラウド基盤での「標準化されたビッグデータ」収集と人工知能(AI)の貢献が大きいです。COVID-19のパンデミックがあり、DXは欧米中国でさらに加速しています。日本遠隔医療学会長をさせて頂いている関係から遠隔医療中心のお話を書きましたが、社会全体がnew normalと変わるように、医療情報学も大きく変わる時のように思います。

第25回大会という節目の大会は、医療情報学の世界でも節目の年になりそうです。2021年6月のCOVID-19の状況は予測できませんが、できれば米子とWebのハイブリッド開催を、最低でもWeb開催を計画しています。初夏の米子は新緑の大山・投入堂と黒マグロ、岩牡蠣の季節です。皆様の最新の研究発表と活発な議論の場、最新の情報収集と懇親の場になるように努力するつもりです。是非ご参集お願い致します。

謹 白
2020年(令和2年)年11月吉日